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若手社員

若さが武器になる会社って本当?新卒若手社員4人に本音を聞いた

  • アカウントプランニング部門
    グローバルアカウント第2事業部
    白戸幸
  • アドバンストクリエイティブセンター
    第2事業部
    山本貴宏
  • プラットフォーム部門
    ソリューション戦略部
    大竹博斗
  • エクスペリエンス部門
    グロースコンサルティング事業部
    板野千咲
※所属・役職は2021年6月時点のものです。

「電通デジタルは、若手でも最前線で仕事をさせてもらえる会社」という評判を耳にした方も多いのではないでしょうか。

2016年設立の電通デジタルは、今年で5年目。平均年齢は33歳という、会社の歴史も、働いている人も、とても若い会社です。

そんな会社で、新卒で入社して3、4年目の若手社員は、どんな仕事をしているのか。また、若手を取り巻く会社の環境はどうなのか。若手社員4人に率直に語ってもらいました。

若手4人が担当している仕事

みなさん、今はどんな仕事をしているんですか?

白戸

自動車会社を担当する部署に属していて、おもに関連会社のDX推進をコンサルティングしています。

私はデジタルプランナーとして、デジタル運用型広告(入札額や広告素材などをリアルタイムで改善しながら運用する広告)を中心に、クライアント(広告主)が抱える課題を抽出し、戦略立案から実行、およびプロジェクトマネジメントまでを行っています。

グローバルアカウント(外資系企業)を担当しているため、時には英語、時には日本語で対応しています。担当しているクライアントのうち1社ではチーム中で私が一番上の年次で、チームをリードする立場です。

山本

私はコピーライターとして、マス(テレビ)/デジタル双方の領域で、広告クリエイティブ制作のプランニングとディレクションを担当しています。

YNGpot.™(ヤングポット)という、デジタルネイティブ世代に特化した社内横断のマーケティング専門チームにも所属しています。

大竹

ビジネスインテリジェンス(BI)ツールに関する仕事に携わっています。

BIツールとは、エンジニアやアナリストといった専門家でなくてもデータ加工、レポート作成、分析を行うことができ、経営戦略における意思決定を支援するためのツールです。

クライアントのビジネスゴールに合わせてBIツール選定と導入支援を行いますが、提案だけでなく、実際のシステム構築~運用も行うため、業務内容はコンサルとシステム開発両方の側面があります。

板野

コンバージョン率最適化(CRO)に関するコンサルティングを担当しています。

コンバージョンというのは、Webサイトの成果のことで、たとえば、通販サイトだと商品が売れることがコンバージョンです。

Webサイトのコンバージョン率(サイトに来た人のうち、コンバージョンした人の割合)を改善し、サイトの収益を最大化するのがCROです。さまざまなデータを分析して課題を特定し、解決策を考えてクライアントに提案し、実施しています。

幅広いデジタル領域で広がる将来の可能性

電通デジタルに応募した理由は何ですか?

山本

大学の先輩で電通に入社した人がいて、アイデアを武器にクライアントの課題に向き合う姿がカッコイイなと思ったのがきっかけです。

電通グループの中でも、可能性の大きいデジタル領域を扱う電通デジタルなら、よりカッコイイことができるんじゃないかと思って応募しました。

大竹

私は、第1志望がSIer(システムインテグレーターの略でエスアイアーと読む。システム開発全般を請け負う企業)、第2志望がデジタルマーケティング業界でした。

電通デジタルは、デジタルマーケティングに加えて、SIerっぽい仕事もしていると知って、いろいろな仕事ができそうとワクワクしたのが、応募の決め手でした。

最終的にSIerではなく電通デジタルに入社したのは、将来の可能性を広げておきたいと思ったからです。

キャリアの中で、もしかしたら転職したり、起業するかもしれない。だったら、ファーストキャリアは人と違うものである方がいい。

電通デジタルがカバーする領域の幅広さが、私のキャリアに大きな可能性を与えてくれるんじゃないかと期待した側面もあります。

板野

インターンに参加したことが志望のきっかけです。

いくつかの企業のインターンに参加しましたが、電通デジタルのインターンが、すごく楽しかったんです。

リスティング広告の文章を考えて、いちばん効果的な案を選ぶワークショップや、5人1組のグループで一日中ワークショップを行い、自分たちで考えた案を社員に提案する、といったことを行いました。

内容が実践的で、入社後の仕事のイメージもしやすくて「この仕事は自分に向いている」と思いました。

入社の決め手は、デジタルマーケティング企業の中でも規模が大きく、取り扱い領域が広かったこと。いろいろな仕事ができるのではないかと期待しました。2016年設立の新しい会社というのもポイントでした。

白戸

私は理系出身で、ものづくりへの興味から、当初はメーカー志望でした。ただ、大きな企業ほど、自身の希望するブランディングや商品開発に配属される確率が低いのではないかという懸念がありました。

そこで、希望職種をブランディングや商品開発にフォーカスする方向転換をしました。 その中でデジタルマーケティング業界が浮上し、さまざまな領域を舞台に関連知識や経験を幅広く積むことができる企業を模索する中で辿り着いたのが電通デジタルでした。

白戸幸

2018年4月、新卒で入社。デジタルプランナーとして、グローバルアカウントのチームリードとしてデジタル広告の総合プロデュースおよびコンサルティングを担っている。

若くても実力があれば、チームや業務の主力として活躍できる

これまでに担当した中で、もっとも印象深い仕事は何ですか?

板野

昨年、初めて1人で担当した案件で、金融系企業のランディングページ(広告や検索からの訪問者が最初に訪れるWebページ)を作るというものでした。最初にページを作る上で、現状のページを分析、どこをどのように変えるべきかの提案を行いました。

私が所属するCROグループには、分析の基本プロセスがあるので、それに合わせて業務を進めていくのが通常のフローです。

ただ、この案件には他にはない特有の事情があったので、独自に分析の型を作ったうえで、分析、提案を行いました。それがちゃんと成果を上げられただけでなく、グループ内でいい分析方法だと認められたのが、とても嬉しかったです。

入社2年目の若手でも、自分で何かを生み出したり、グループに貢献することができることを強く感じられたのが、とても印象深いです。

白戸

私の場合は、入社3年目にチームで参加した競合コンペです。1回目は先輩のサポートとして、2回目はメインとして、1年で2回も経験し、いずれも勝利できました。

1回目はコンペに必要な情報収集を担当し、もともと自分が担当していたクライアント(広告主の企業)だということもあり、それまでの知見も積極的に伝えることで、チームに貢献できた点が嬉しかったです。

2回目は、1回目の反省を活かした取り組みをチームの中心となって実践することができ、自分の成長を感じられた点が印象に残っています。

山本

1年目から、ある美容系企業の年間のクリエイティブ提案を行っています。最初はトレーナー(先輩社員)に指導を仰ぎ、ゼロからクリエイティブのいろはを教えてもらいながら取り組んできました。

1年目の終わりには、かなり主体的に携われるようになり、自分が携わった広告を実際に目にしたときには、本当に感動しました。思い出の案件でもあります。

大竹

150社以上の企業にご利用いただいているEASI® Monitoringというダッシュボード(さまざまなデータをひと目で理解できるように可視化するツール)サービスがあり、その運用や開発を入社してから今まで、ずっと担当しています。

EASI® Monitoringが本格提供されたのが2019年3月なので、ほぼサービスが生まれたときからの付き合いです。入社時から大規模なサービスの運用や開発を任せてもらえていることもそうですし、少しずつ機能が増えて成長していく過程に「育成シミュレーションゲーム」のような要素を感じるところもあり、思い入れが強い案件です。

若さを武器にして、成長できる環境がある

入社してから今まで成長したと感じるところは?

板野

何がわからないのかが、わかるようになったことです。わからないことやできないことを隠したり、ごまかしたりしていると、仕事が小手先のものになってしまう。それに気づけたことが成長した点だと思います。

不安な部分・より良くしたい部分があるときは、ためらわずにグループの人に助言を乞うように徹底したことで、配属から1年も経たないうちに、サイト改善のために使用する各種ツール(行動可視化ツール、アクセス解析ツール、ヒートマップ解析ツール)を使いこなせるようになりました。

白戸

デジタルプランナーの業務には、広告を出稿し、その結果データを分析して結果の数値をクライアントに報告するというルーティンがあります。

年次が上がるにつれ全体を把握出来るようになってきて、実績の数値からユーザーの動向なども読み解いて報告することができるようになりました。クライアントから評価のお言葉をいただけることから満足度も保てていると感じています。マーケターとしてさらに活躍するためにも、こうした経験はたくさん積んでおきたいです。

山本

YNGpot.™で、今まで若干マイナスに捉えていた「若さ」が、一つの武器になることを知りました。

たとえば、普段、私たちが当たり前に使いこなしているSNSのあれこれが、先輩やクライアントからすると貴重な情報でもあります。

自分が持っているものの強みを認識して、目の前の案件にどう生かすべきか考えられるようになったのは、成長だと思います。

お世話になっている先輩からは、「早く若手から抜け出して、新卒入社初のクリエイティブディレクターになれ!」と背中を押していただいているので、その期待に応えたいです。

山本貴宏

2018年4月、新卒で入社。コピーライターとして、マス(テレビ)/デジタル双方の領域で、広告クリエイティブ制作のプランニングとディレクションを担当している。

大竹

2点あって、1点は仕事量を見積もる力、もう1点は、新しい技術や知識を身につけるときの学習の仕方です。

1年目は全然できていなかったんですが、仕事をするときに、かかった時間を意識することで、だいぶ正しく仕事量を見積もれるようになりました。

学習ということでいうと、周りには、データアナリストやデータサイエンティストなど、専門家がたくさんいます。みな優しいので、わからないことは聞けばすぐに教えてもらえるのですが、一から十まで教わっていては、自分の成長にはつながりません。

どこまで自分で考えて、どこから人に聞くのか。線引きは本当に難しいのですが、最近はその境目が少しわかってきたように思います。

大竹博斗

2019年4月、新卒で入社。データ/テクノロジー部門を経て、現在は、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの選定やカスタマイズに携わっている。

ワークライフバランスがとれている先輩が多い

社内にはどんな先輩がいますか?

白戸

ワークライフバランスがとれている人が多いです。私自身はまだまだ仕事だけで手一杯になりがちですが、結婚しても、子供を産んでも働き続けたいと思っているので、ロールモデルになる人がたくさんいるのは、心強いです。

板野

本当にいろいろなバックグラウンドを持つ人がたくさんいます。一つのことについてさまざまな意見が聞けるという意味で、多くの学びが得られる状況は、おもしろいです。

板野千咲

2019年4月、新卒で入社。コンバージョン率最適化(CRO)に関するコンサルティングを担当している。

山本

私の周囲でも、ワークライフバランスがしっかりとれている人は、ほんとに多いですね。

あとは、優しい人が多い! 読者の方が想像される5倍は優しいです(笑)。年次や立場関係なく、フラットな目線で接してくれる人が多いです。自分にとっては普通な環境なんですが、他社の友人と話していると、それって意外と電通デジタル独特の社風のような気もします。

大竹

いい意味でオタクというか、自分が携わるテクノロジーが本当に大好きなんだなという人ばかりで、その熱意が本当にすごい。

好きを軸にしているからか、毎日きっちり数時間インプットの時間をとる、この時間は絶対に業務を入れずに自分のやりたいことをやる、と決めて実行する人が多くて、私も見習いたいです。

変化とスピードが魅力。人を育てる意識も浸透している

電通デジタルの魅力はどこだと思いますか?

山本

世の中の変化に対して、非常に柔軟なところですね。

デジタルマーケティングで新しい兆しが見えたら、すぐにくわしい知見を持つ企業と業務提携したり、対応する部門や事業部、横断チームを作ったり。

また、コロナ禍では、2020年2月という早い段階で全社フルリモート勤務に切り替わりました。

変化とスピードを求める人には、居心地がよく働きやすい環境じゃないでしょうか。

大竹

山本さんと重なりますが、現代のマーケティング領域におけるトレンドを見つけ出して、自分たちの中に取り込むまでのスピードがすごく速い。電通デジタルの社風なのだと思います。

板野

山本さん、大竹さんには完全に同意です。それ以外では、教育環境が整っている点を挙げます。

電通デジタルでは、人材育成も業務の評価対象になっていて、トレーニー(育成対象者)がきちんと成長していくとトレーナー(育成担当者)が評価される仕組みになっています。

仕事はもちろん、育成もちゃんとやらなきゃ、という意識が会社全体に行き渡っている。同期を見ても、メンターに育ててもらいながら、しっかり実力をつけている人たちがたくさんいます。

白戸

私は、上司と1 on 1(一対一面談)できる環境ですね。オンラインやSlack(ビジネス用のコミュニケーションツール)でパパっと快適にやりとりできるので、ありがたいです。

自分のために、自分のペースでがんばれる人

どういう人が電通デジタルに向いていますか?

山本

このページを読んでいる人はみんな、電通デジタルに向いています(笑)。というぐらい受け皿の広い会社です。

板野

「みんなで同じ方向を向いて一緒にがんばろう」という雰囲気が得意じゃない人。個性的な人たちが多い会社なので、マイペースな人、自分とタイプが違う人がいる環境を楽しめる人は、のびのび働けるはずです。

白戸

相手の立場、相手の視点を考えて、適切な情報を伝えられる思いやりのある人ですね。デジタル領域のコンサルティングというと、専門知識の量の多さが注目されがちですが、それだけではないということは伝えておきたいです。

大竹

自分のやりたいことや、こうありたいという思いを強く持っている人です。

少し前のミーティングで、上司が「みなさんは、自分のために、自分を磨き続けてください。会社の外でも通用するプロになってください。それでも電通デジタルで働き続けたいと、心から思ってもらえるような環境を、私たちは作ります[注1]」と言ってくれて、おお、かっこいいなと思いました。

この言葉が刺さる人なら、きっとこの会社は合っていると思います。

脚注

注釈
1. ^トヨタ自動車の豊田章男社長が「INSIDE TOYOTA #1 豊田章男からのメッセージ ~"自分"のためにプロになれ!~」(https://toyotatimes.jp/insidetoyota/001.html)で語った内容を参考にしている。