2022.04.26

「まだ誰もやっていないことにチャレンジしたい」ベストヤング賞・西本明日香さん

2022年1月、電通デジタル初の社員個人表彰「DD BEST AWARD 2021」の受賞者が発表されました。本記事では、クライアント企業のアドベリフィケーション推進や社内活動への積極的な取り組みが評価されてベストヤング賞を受賞した西本明日香さんに、自身の強みや業務上の心得、達成したい目標などを伺いました。

※所属・役職は記事公開当時のものです

株式会社電通デジタル
戦略アカウントプランニング部門
プランニング第1事業部 第1グループ

西本明日香

独自の専門力とチャレンジ気質

――一般にアカウントプランナーは「広告の企画営業」と説明されます。西本さんはどういう職種だと認識していますか?

アカウントプランナーというのは、3つの職種が混在した、クライアント課題解決のための「何でも屋さん」だと思っています。1つ目はプランナー。2つ目は営業。3つ目はディレクター。クライアントの課題に対して戦略を立て、媒体を選定・提案し、プランのディレクションも行う仕事です。

――受賞理由の一つに「人と少し違う=独自の専門力」とありますが、これはどういうことですか?

入社後の研修期間に、他の人と同じことをしていたら100人以上もいる同期の中に埋もれてしまうと感じました。私だけの「これだけは誰にも負けない強み」を作ろうと思い、アドベリフィケーション[注1]に注力しました。この領域に関しては、アカウントプランナーの中でもかなり詳しくなれたのではないかと自負しています。

――自身の強みは何ですか?

まだ誰もやったことがないことでも、そこに飛び込み、やり抜くチャレンジ気質が、私の一番の強みかなと思っています。アドベリフィケーションに関しては、飛び込んだあとに「なんとニッチなことをやっているのだろう」と何度も苦戦していました(笑)。

――どういったところに難しさを感じましたか?

電通デジタルにはさまざまな領域の専門家がいるので、分からないことは社内の誰かに聞けば、ほとんどのことは解決します。しかしアドベリフィケーションの場合、事例がまだ少ないこともあり、すぐに最適解が見つからなかったのが大変でした。外部ベンダーの方とも連日コミュニケーションをとりながら取り組みました。


アウトプットするときに自分の意見を乗せる

――アカウントプランナーはさまざまな知識が必要な職種です。普段どのようにインプットを行っていますか?

新しい知識を吸収することは好きですね。出会ったことに対して、違和感を残さず、きちんと向き合うようにしています。

特に意識しているのは、インプットした知識をもとにアウトプットを行う際に、一度自分の中でしっかり考え、自分の意見を乗せて出すことです。

勉強手段としては、媒体主催のウェビナーを観ることが多いです。電通デジタルには、いろいろな学習素材が豊富に揃っているので、それも活用しています。

――今回の受賞では、業務面での成果のほか、社内活動も評価されました。アカウントプランニング部門のイベントの運営と総合司会を2年連続担当されています。これは自分から手を挙げたのでしょうか?

はい。お祭り好きというのもありますが、新卒入社でまだ大きな売り上げを作ることが難しい中、何か会社に役に立てることはないか・会社の皆さんに喜んでもらえたら嬉しいという気持ちもあり、立候補しました。

大学時代からイベントを仕切るのは好きでした。何か目標を設定し、チーム一丸となって取り組む姿勢で部活動に参加してきたので、その経験が活きている気はします。


手厚いサポートのおかげで不安なく仕事ができる環境

――電通デジタルの社風はいかがですか?

実際に入社してみると、就活時のイメージどおりでした。いろいろな人がいて、柔軟に接してくれる人が多いと感じます。多種多様な考え方を受け入れて、その意見を採り入れながら仕事が進んでいく感じです。ただ、日常業務がリモートワークなので、人とコミュニケーションをとるのが好きな私としては、少し寂しい気もします。

――業務に際して、上司や先輩のサポートはいかがですか?

手厚いサポートをいただいています。「分からないことがあればガンガン聞いて」という姿勢でオープンに待っていてくださるので、こちらもガンガン行っちゃってますね。おかげで大きな不安を抱えずに仕事ができています。

今回の受賞も、先輩にたくさんフォローしてもらって、壁打ちしてもらって、ようやくやり遂げられた仕事が評価されたと感謝しています。


いろいろなことに挑戦し、表現手法を増やしていきたい

――普段の業務で心がけていることを教えてください。

先ほどの内容とつながりますが、自分で考えて、自分の考えを乗せて発信するということを心がけています。独りではまだ全然ベストアンサーにはたどり着けないので、先輩方にたくさん質問をしています。質問する際には、ただ「分かりません」と聞くだけではなく、自分なりの仮説を立てて質問して、より理解を深められるようにしています。

普段の生活では、他社の広告もよく観察しています。ものすごいメモ魔で、業務に関係しそうなものはもちろん、あまり関係ないこと、たとえば、テレビやネットで印象に残ったひと言とか、そういうのもどんどん書き込んでいます。実際の業務に直接はつながりませんが、ワクワクするクリエイティブを見た経験は、いつか活きる日も来るのではないかと思い、書き留めています。

――今後、どういうキャリアプランを考えていますか?

入社したときに、3年間はハードワーク期だと自分で決めました。ハードワークとは、長い時間働くということではなく、自分の中の熱量を最大限に高めつつ働くという意味です。

とにかくガツガツ仕事をしてきて思うのは、電通デジタルはすごく選択肢の多い会社だということ。まるで違う会社のように全然違う領域を専門としている部署がたくさんあります。この会社の中でできることはまだまだたくさんあるので、持ち前のチャレンジ精神でいろいろなことに挑戦してみたいというのが今の気持ちです。

――これから達成したい目標を教えてください。

直近の具体的な目標は、コンペに参加して勝つこと。コンペを通して、どのようなクライアント/課題に対しても柔軟に最高のアイデアを提供できるようになりたい。そして、その後クライアントと実行していく際には、期待値を超えて価値を届けられるパートナーでありたいと思います。

あとは、表現にすごく興味があるので、そこは突き詰めていきたいです。表現というのは、いわゆる広告クリエイティブだけではなくて、コミュニケーション方法だったり、戦略や企画、課題解決のアイデアを考えたり、自分の頭で考えて形にすることすべてを「表現」と捉えています。広告はもちろんですが、広告以外のやり方も幅広く習得して、クライアントの売り上げ向上やエンゲージメントの増加、それを実現するための表現手法を増やして、活用できるようになりたいと思っています。


脚注

注釈

1. ^ インターネット広告で、企業価値やブランドイメージを損なうことなく、広告が適切に掲載されているかを検証すること。アドフラウド(広告不正)がないかを検証することも含む。


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