電通デジタル
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ソーシャル&オウンドメディアにおける最適な顧客体験を提案し、企業と生活者の関係構築をサポート

  • オウンドメディアエクスペリエンス部門
    クロスプロモーション第1事業部
    第2グループ
    谷口寛
  • ソーシャルメディアエクスペリエンス部門
    プランニング第1事業部
    第5グループ
    深水小青
  • エクスペリエンスプロデュース部門
    ビジネスリード第1事業部
    第2グループ
    安永葵
※所属は2023年9月時点のものです。

生活者に向け、いかにタイムリーに適切なメッセージを発信し関係を構築していくか――。生活者が多様なメディアを使い分ける時代、企業においてWebサイトやYouTube 、X(旧Twitter)などを通じた会社発信の重要性が、高まりを見せています。

こうしたソーシャルメディアや企業のオウンドメディアの企画・制作、UI/UX改善を通じ、クライアント企業に最適な顧客体験(CX)の提案を行うのが「エクスペリエンスデザイン(XD)コース」のプランナー、プロデューサーたちです。

企業のWebサイトなどのオウンドメディアの企画・制作・運用のディレクションを中心に行う「オウンドメディアエクスペリエンス部門」、ソーシャルメディア全般のコミュニケーション設計を担う「ソーシャルメディアエクスペリエンス部門」、メディアの垣根を超えて企業が提供する顧客体験構築の進行運用、プロデュースを担う「エクスペリエンスプロデュース部門」の3人に電通デジタルに入社した理由、業務内容やその醍醐味、今後の目標や学生のみなさんへのアドバイスなどについて聞きました。

顧客体験を重視する企業姿勢やクリエイティブの強みも決め手に

就活時代に遡って、電通デジタルを志望し、入社を決めた理由について教えてください。

谷口

就活では、様々な仕事を経験し、自分を高めていきたいという思いを軸に、活動をしていました。特に今後の成長性からデジタル分野に着目し、自社のソリューションなどモノを売るのではなく、デジタルの力でクライアント企業のサービス・事業をトータルでサポートできる点に魅力を感じ、入社を決めました。

谷口寛

2019年4月新卒入社。官公庁案件を中心に、銀行やSler、外資系メーカー等のサイト構築案件にてコンテンツ企画から制作管理、分析等、幅広い業務に携わる。

深水

私は海外の大学に行っていたので、卒業時期が日本と違うことから面談や採用スケジュールを配慮していただけるかが物理的な条件となり、さらに様々な業界に携わりたいという思いから広告業界を志望していました。

その2つの観点から、説明会や人事の方との会話を通じて、海外大学への理解があり配慮いただけたことと、広告に限らず幅広く事業を展開していて、仕事内容についても多様な選択肢が用意されている点が決め手となりました。

深水小青

2019年4月新卒入社。飲食、自動車、通信、サービスなど様々な業種におけるSNS関連の企画〜運用〜分析〜PDCAの業務に携わる。

安永

広告代理店を中心に就活を進めていたのですが、1つ目として、カスタマーエクスペリエンスを重視し、クリエイティブの力で自然体な広告体験を提供していくという企業姿勢に共感したことが挙げられます。

2つ目は人の魅力です。面接でも、一番、私自身の話を深堀りしてくれた印象があります。それも、単純に学生時代に「何をしたか」ではなく、「なぜそれをやってきたの?」と。人が動く上でのモチベーションを大切に、親身になって話に耳を傾けてくれる企業風土を感じたのも安心感につながりました。

3つ目には会社の立地があります。実は、自分らしく働く上で、場所も大事なポイントだと思っていて、オフィスがある新橋・銀座に「通いたい」と直感的に思えたのも背中を押したように思います。

安永葵

2020年4月新卒入社。消費財メーカーを中心に、IMCの戦略構築、SNSプロモーション、動画制作などのプロデュースを担当。

学生時代に力を入れてきたこと、今の仕事に結びついていることはありますか。

谷口

学生経営のカフェで働いていた経験があり、売上分析やメニュー開発など店舗運用に関して自主的に企画・提案してきた蓄積は、自分で考えて動くという、今の仕事の素養につながっている点はあると思います。

深水

高校時代に放送部の活動にかなり力を入れていて、番組制作などに関わった経験は、今もメディア制作の現場で活きていると思います。外資のクライアント企業に対しては、語学力も役立っていますね。

安永

大学時代、バスケットボール部で戦術の分析をしていた経験は今の仕事に通じるところがあるように思います。どれだけデータを分析し、戦略を立てても、チームメンバーに伝わらないと意味がありません。そんな気づきが、企業と生活者との適切なコミュニケーション戦略を考える上で、常に「どう伝えるか」の視点を持てている理由かと思います。

クライアント企業の要望を踏まえ自社メディアにおけるメッセージ発信を支援

それぞれの部門の業務内容とご自身の仕事内容について教えてください。

谷口

オウンドメディアエクスペリエンス部門は、企業のWebサイトなどオウンドメディアにおける顧客体験構築の提案をミッションに、プランニングや制作進行のディレクションを担っています。
中でも、私が所属するクロスプロモーション第1事業部ではオンラインとオフラインを統合し、一貫した顧客体験を提供するのが特徴となっています。

私自身は企業や官公庁系の Webサイト制作のディレクションをメインに、クライアント企業の要望を踏まえ、コンテンツの内容やデザイン、開発スケジュールなどを提案、決定し、デザイナーやエンジニアと連携しながらプロジェクトを推進しています。

官公庁系の場合、民間の企業とはまた違った、わかりやすく、理解しやすいようにどう伝えるかという視点が求められるのが難しいポイントでしょうか。

また、制作だけでなく、保守・運用業務として、アナリティクスツールを活用した効果測定やレポーティング、SEO対策など、Webサイトに関連する業務を幅広くカバーし、時には案件状況に応じてフロントのアカウント営業や広告業務に関わることもあります。

深水

ソーシャルメディアエクスペリエンス部門は、文字通り、ソーシャルメディア上の顧客体験構築におけるプランニング、制作運用、分析・改善などを担当しています。
クライアント企業によっても業務の範囲は様々で、アカウント立ち上げからサポートすることもあれば、実際に投稿するクリエイティブ制作まで携わるケースもあります。

私自身は飲食や自動車メーカーなど、業種業界問わず企画提案、運用・分析ほか、芸能人などをキャスティングした番組制作やインフルエンサー施策など、幅広く担当しています。

安永

エクスペリエンスプロデュース部門は、クライアント企業のニーズを踏まえながら、プロデューサー的な立場で、「人と予算、時間」といったリソースの配分・最適化を担い、メディアの壁を超えた顧客体験構築の全体プロデュースを行っていくことがミッションです。また、施策実施後にPDCAを回していけるよう、レポートティングなど、アフターケアも実施しています。

すべての顧客体験構築に関わる点から、クライアント企業に近い立ち位置で寄り添う姿勢が求められる業務で、社外や社内の他部門の横連携も重要な役割と捉えています。

私自身は消費財メーカーなどBtoCの企業を中心に、クライアント企業、ブランドにとって最適な顧客体験の提案から実行まで、クリエイティブのメンバーと「一緒に作っていく」というマインドで、1つ1つのプロジェクトに向き合う姿勢を大事にしています。

仕事を通じて得られたスキルや成長できたと感じるポイントについてはいかがですか。

深水

ソーシャルメディアは、一般ユーザーにとっても気軽に投稿できる身近な存在ですが、ビジネスシーンでは、1つの投稿をとっても裏側には関わる人々の様々な思いがあり、ビジネスの行方を大きく左右する重要なツールです。業種業界や企業によっても求められる正解は異なり、幅広く企業を担当する中で毎日が勉強です。

谷口

メインとなるディレクター業務では、個々の制作の進捗を見ながら、プロジェクト全体を俯瞰した進行管理能力が求められます。事前の準備として情報や物事を緻密に精査すると同時に、その都度の決断力、エンジニアやデザイナーなどとの認識合わせといった調整力など、進行管理のスキルはかなり鍛えられたように感じています。

安永

一言でいうとコミュニケーション力でしょうか。単なる会話力ということではなく、誰とどういうコミュニケーションをいつ取るべきか。言葉の裏にある意図や要望をどう引き出すか。伝える内容だけでなくどう伝えるか。ビジネスで求められるコミュニケーションスキルは身についてきたように思います。

また、私の信条として、なるべく裁量を持って幅広く仕事に関わりたいという思いから、今後もプロデュース業務だけでなく、メディアの制作・運用についても機会があれば従事し、さらに知見を深めていきたいと考えています。

働き方の自由度の高さや快適なオフィス環境も魅力

電通デジタルのいいところ、好きなところを教えてください。

谷口

最大のポイントは、働き方の自由度の高さではないでしょうか。やりたい案件について上司に相談できる機会も多く、できるだけ個々の意見を汲んで、それがかなうようにアサインしてくれる。声を出すことによって、自分にとって働きやすい環境が実現できるのはいいですね。

深水

働き方の自由度という点で、自分の仕事のスケジュールに合わせて、休暇が取りやすいのもうれしいですね。また、SNSに関わる業務は、「今、何が来ているか」という若い世代の視点が重要で、若手の話を上司が本気で聞いてくれる環境もやりがいにつながっています。

安永

お二人の意見に全く同感です。その他では私の部署に産休育休を取ったママさん社員がいますが、「休暇後の復帰もしやすかったよ」と。子どもの送り迎えをしながら、バリバリ働いている方も多いです。

また、オフィスがかっこいい!※1 昨年(2022年)2月にオフィスをリニューアルしたのですが、快適で機能的なオフィスを表彰する「日経ニューオフィス賞」で、1社だけが選ばれる経済産業大臣賞を受賞しています。周囲の環境も、銀座や新橋はおいしい飲食店の選択肢が多く、ランチや仕事後の楽しみにもつながっています。

今後のキャリアの展望についてはいかがですか。

安永

自分ができることを増やしていきたいですね。現在、自分が従事しているのはプロジェクトの“出口”に近いプロセスが多いのですが、戦略や企画など上流の部分から携われるよう知識、知見を身につけていくことが目標です。

また、学生時代にバスケットボールをやっていた経験を活かして、スポーツにがっつりと関わるような案件にも関われたらと思っています。

深水

いろいろな業種業界に携わる中で、もっと守備範囲を広げていきたいのと、新しいプロジェクトとして、私の事業部と広告領域のメンバーで、ソーシャルメディアを基点に広告と通常のオーガニック投稿を連携した提案ができるようプロジェクトを進めています。自分としても課題感を持っていた領域で、今後、いいアウトプットにつなげていきたいです。

谷口

現在はBtoBの案件が多いので、より生活者の思いに触れられるBtoCの案件に関わっていきたいというのと、Webサイト以外にもデジタル分野での業務の幅を広げていきたいです。

就活中の学生さんへのアドバイスやメッセージをお願いします。

谷口

自分の経験から、就活については最終的に自分で納得感が持てるかどうかが何より大事だと思います。自分が本当にやりたいことは何なのか、就活中に感じた、モヤモヤをごまかさず自問自答する。その結果、自身のキャリアとして最適だと納得感を持って決断できれば、実は正しい選択につながることもありえます。

電通デジタルは、自分がやりたいことにチャレンジできる会社で、私の事業部だけを見ても、意欲を持っていろいろなことを吸収し、社会人として早く自立して働きたいという思いを強く持っている方なら、きっと楽しく活躍できるのではと思います。

その観点からも周りの意見に流されず、自分の思いを最優先に、広くたくさんの企業を見てほしいですね。

深水

自分がやりたいことが何なのか、なるべく解像度を高め、もし私のようにやりたいことを絞らないのであれば、「キャリアの選択肢を広げたい」など動機は何でもいいので、自分なりの軸を決めておくといいと思います。

電通デジタルは興味があることや好きなことを発信していると、アサインしてもらえる風土があり、私も好きなことを常々アピールしています。就活前に、一度、自分の趣味や興味を棚卸ししてみるのもいいのではないでしょうか。

安永

就活で自分に向き合う際に、大学時代に「何をやった」、だから「何をやりたい」といった「What」にフォーカスするのも大事ですが、「なぜそれをやったのか」という、自分のモチベーションの源泉、つまり「Why」の部分にも目を向けてほしいですね。自分に合った長く働く場所を選ぶ上では、重要なポイントだと思います。

また、電通デジタルには、どんなに忙しくても相談に乗ってくれたり、一緒に悩んでくれるような、人に対するモチベーションが高い方が多いように思います。面接では不安になることもありますが、ぜひリラックスして、ご自身の思いや考えをお話してみてください。きっと寄り添ってくれるはずです……改めて電通デジタルっていい会社ですね(笑)。