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文系出身者も活躍!クライアント企業のマーケティング課題を「IT×コミュニケーション」で解決し、顧客基点DXを実現

  • テクノロジートランスフォーメーション第2部門
    デジタルエクスペリエンスプラットフォーム事業部
    第3グループ
    宮田萌未
  • テクノロジートランスフォーメーション第1部門
    CRMインテグレーション事業部
    第1グループ
    権田明之

企業が持続的な事業成長を遂げていく上で、喫緊の課題となっているDX。デジタル人材の不足が叫ばれる中、IT知識とコミュニケーションの総合的能力を活かし、クライアント企業の事業ゴールを見据えた顧客基点のDXをサポートするのが、「ITコンサルティング(IC)コース」のコンサルタントです。

今回は、クライアント企業が抱える課題解決に向け、CRM(顧客管理システム)、MA(マーケティングオートメーション)、CMS(コンテンツ管理システム)などの各種マーケティング・ビジネスプラットフォームのプランニング・導入・運用をサポートするテクノロジートランスフォーメーション領域に所属する2人に、電通デジタルに入社した理由、具体的な仕事内容、文系出身者としていかにITキャリアを築いたのか、今後の展望や学生のみなさんへのアドバイスなどについて聞きました。

「ここなら自分が本気で取り組めるものが見つかる!」と確信し入社

まずは電通デジタルを志望した動機、入社の決め手について教えてください。

宮田

具体的な業務レベルではやりたいことが明確ではなく、刺激や学びにあふれ、手を挙げればいろいろな経験ができる環境に身を置きたいという視点から就職活動をしていました。電通デジタルは選考を通じて、ここなら自分が本気で取り組めるものが見つかりそうだと思えたのがきっかけとなりました。

社員を見ても新卒や中途入社の方など多様なバックグラウンドを持った人たちがいて、クライアント企業の課題に一気通貫で支援する事業領域の幅の広さがある。若い方が活躍しているのも魅力でした。

宮田萌未

2020年4月新卒入社。金融業界や製薬業界のCMS(コンテンツ管理システム)の構築に従事。直近ではCMSと連携したCRM/SFAシステムの運用、支援業務を担当し、Webサイトを起点としたマーケティングデータの利活用を推進している。

権田

大学時代にマーケティングを学んでいたので、漠然とマーケティングに携わるような仕事をしたいと考えていました。
そこで電通デジタルに出会って、調べていく中で、成長性の高いデジタルマーケティング領域の第一線で伸びていることに魅力を感じました。

また、OBOG訪問で話を聞き、若手でも挑戦できるという社風を感じ、ここでチャレンジしてみようと思えたのが最終的な決め手となりました。

権田明之

2020年4月新卒入社。MAマーケティングにおける戦略策定支援、テクノロジー導入支援、運用定着支援に従事。

入ってみて感じたギャップはありましたか。

宮田

ITの部署ということで、寡黙でドライな人が多いイメージがあったのですが、いい意味で裏切られました(笑)。コミュニケーションが活発で風通しも良く、明るく気さくに接してくれる先輩や上司が多いのはうれしいギャップでした。

実を言うと、私の入社時はコース採用ではなく、別の部署を志望していたので、最初は少し後ろ向きな気持ちがあったんです。けれど、トレーナーの先輩社員や事業部長などがいろいろな挑戦の機会を与えてくれて、「とりあえずやってみようよ!」と背中を押してくれたことで、仕事がどんどんおもしろくなって今があります。

権田

私もチャレンジできる職場環境というのは聞いていたのですが、思った以上に挑戦の機会や裁量権があることには、いい意味で驚かされました。

入社3年目からはプロジェクトのリーダーを任されることが増え、私より一回り、二回り上のクライアント企業の担当者から、「若いんだね!」と驚かれることもあり、大きな仕事を任せてもらっているんだなと日々の業務で感じています。

マーケティング・ビジネスプラットフォームの導入、運用をワンストップで支援

所属する部門、事業部の仕事内容について教えてください。

宮田

私が所属するデジタルエクスペリエンスプラットフォーム事業部は、顧客体験を軸としたコンサルティング力やテクノロジーベンダーとのパートナーシップにより、システム構築に関する戦略の策定から実装に落とすまでを一気通貫でサポートしています。

対応する業種業界も、製薬、金融、消費財メーカーなど幅広く、クライアント企業のマーケティング課題に合わせ、WebサイトやECサイトなどオウンドメディアの構築、CMSと連携したCRMやSFA(営業支援システム)の運用、支援など幅広く手掛け、最適な顧客体験、購買体験の実現を支援しています。

権田

私が所属するCRMインテグレーション事業部では、デジタルマーケティングのプラットフォームとなるMAやクライアント企業が持つ様々な顧客データを取集・統合管理するCDP(カスタマーデータプラットフォーム)などの導入、運用保守の支援をトータルで担っています。

クライアント企業の最終的な事業ゴールやマーケティング課題を見据えたプラットフォームの構想、Salesforce製品群などから最適なMAやCDPなどの導入、PDCAの改善まで、テクノロジーベンダーとのパートナーシップのもと、実践しています。

ご自身が携わっている具体的なプロジェクトについて教えてください。

宮田

様々なプロジェクトの中でも、入社1年目から携わっているのが、製薬会社の社内向けCRM/SFAシステムの開発、運用保守の支援業務で、今はそのシステムの保守運用や追加改修を行うプロジェクトにてプロジェクトマネジャーを務めています。

クライアント企業の社内システムの利用状況や課題をヒアリングし、システムの設計から開発のマネジメント、運用保守をリードする立場から課題解決に取り組んでいます。営業を担うMRの方々が円滑に業務を進めるためのデータ利活用、必要な機能の提供が主なミッションとなります。

その他、オウンドメディアのリニューアル提案やコンサルティングなどのプロジェクトに、スポットで従事するケースもあります。

権田

メインとなる業務はMAツール導入・運用支援で、入社1~2年目は主に導入後の運用保守、現在ではプロジェクトリーダーとして、製品の導入支援をフロントで担っています。

業種業界は小売、電力、金融など幅広く、クライアント企業のマーケティング課題、達成したいKPIなどを整理し、メール配信やSNS運用など最適な施策を提案し、製品に落としていくのが主な役割です。

ITスキルは入社後の勉強でOK。大事なのはコミュニケーション能力

お2人とも大学では文系専攻だったと聞きました。文系出身者がIT業務に携わる上で、どうキャリアを構築していったのか。学生時代に学んだことで今に活きていること、その他、必要な素養なども併せて意見をお願いします。

権田

学生時代、消費者の行動モデルなどマーケティングの基礎理論は学んだものの、そうした知識が今の業務に直結しているかというと、あまり関係ないかもしれません。

今の業務で大事なのは大きく2つあって、1つがITスキル。といってもコーディングやシステムなどの専門性は必要なく、基本的なスキルや専門用語を押さえたら、入社後の勉強で問題ないと思います。
また、取り扱う製品群のSalesforceの理解を深めていくために、数多くの資格試験が用意されています。受験への社内サポートも手厚く、日々の業務をしながらしっかりスキルアップしていくことが可能です。

2つ目がコミュニケーション能力で、クライアント企業側で、ITの知見がない方に対し、どうわかりやすく説明するか。プロジェクトを円滑に進めていくという点では、専門知識よりも会話スキルのほうが重要だと思います。

宮田

学部は文系だったのですが、専攻は情報コミュニケーションで、パソコンを使った分析や、プログラミング言語の勉強もしていました。
IT関連の基礎知識があるのは、その後の専門性を磨く上で多少の助けにはなっていますが、周囲の同期の新卒も文系出身者が多く、入社後の学習で十分カバーできると思います。

むしろITコンサルタントの業務で大事なのは、権田さんがお伝えしたようにコミュニケーション力だと思います。クライアント企業に向き合う中でいかに課題を引き出すか。ヒアリング力に加え、プロジェクトを円滑に進めるためには、社内コミュニケーションも重要です。

業務を通じて得られたスキルや知識、成長した点についても教えてください。

権田

先にも触れた、仕事で必要とされる素養、コミュニケーション力とITスキルについては身についてきたと感じています。

プロジェクトリーダーとして、クライアント企業やベンダー企業の間で難しい調整を求められる場面もありますが、何事も経験の積み重ねですね。
Salesforce製品群や、それ以外のシステムについても、資格試験や自身の勉強、業務を通じて知見が蓄積されてきた実感があります。

宮田

大きくは3つあって、1つ目がプロジェクトとしてクライアント企業やベンダー企業の両者が納得できるような形で開発を進めていく調整力。2つ目は、自分でサーバーを操作することもあるので、プロジェクトごとにテクニカルなスキルも身についてきました。
3つ目は、他部門のチームと連携する場面で、広く浅くですが、例えばUI/UX設計に関する知識など、他部門のメンバーから学ぶことも多くあります。

文系・理系問わず、新しい挑戦をしたい人には魅力的な環境

電通デジタルのいいところ、仕事の醍醐味についても聞かせてください。

宮田

私自身の業務でいえば、提案の自由度が高いところでしょうか。業務範囲が広く、多くのソリューションを取り扱っているので、クライアント企業の課題に対し、最適な提案ができる。“ベンダーフリー”を基本とする電通デジタルならではの良さであり、仕事の醍醐味にもつながっています。

権田

電通デジタルのクライアント企業の多くはナショナルクライアントと言われる大企業で、求められるレベルも高い。その期待値を超えて、「ありがとう」という言葉を頂いた時に、やりがいを感じます。

また、Web接客ソリューションやポップアップなど、クラウドソリューションを活用し、目に見える形でサービスを提供できることや、メール配信施策の工夫などでメール開封率が向上するなど、具体的な数字で成果が出て、フィードバックをもらえるのも醍醐味です。

今後のキャリア展望、やりたいことについてはどうお考えですか。

宮田

ITコンサルタントとしてよりコンサルティング力を高めていく、テクニカルディレクターとして専門性を高めていく、開発マネジメントで得た知見を活かして事業会社でプロダクトマネジャーをやるなど、幅広いキャリアの選択肢があると思っています。

日々の業務で多種多様なビジネスモデル、マーケティングの実態に触れ、自分の興味の解像度を高めながら、今までの知見をどう活かしていくか、考えていきたいと思います。

権田

多くのクライアント企業のマーケティング支援をする中で、1つの事業会社でマーケティング業務を極めていくというキャリアにも興味はあります。
選択肢を広げるためにも、まずはプロジェクトリーダーとしてもっと多くの案件にアサインしてもらい、より大規模なプロジェクトに関わり、事業部横断型の案件も担っていきたいと考えています。

最後に就職活動をしている学生さんにメッセージをお願いします。

宮田

文系の学部なのにIT系に挑戦していいのかなと迷っている方がいるなら、全く気にする必要はないと声を大にして言いたいですね。

文系・理系問わず、新しいものが好き、新しいことに挑戦したい、という方は電通デジタルに絶対向いています!ぜひジョインしてもらって、一緒に働けたらいいですね。

権田

漠然とやりたいことがあるならば、そこをベースにいろいろな会社を見ることをお勧めします。
その上でデジタルマーケティングに少しでも興味を持っているならば、一気通貫でクライアント企業を支援できる電通デジタルを選んでもらえたらうれしいです。