電通デジタル
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デジタル広告、SNS、Eコマースなど企業と生活者を結ぶ多様な接点の全体最適化を図り、より良い購買体験の実現をサポート

  • コマース部門 Amazonルーム
    第3グループ
    鈴木登偉
  • ダイレクトアカウントプランニング部門
    プランニング第1事業部
    第3グループ
    遠藤彩
  • プラットフォーム部門
    ソーシャルプラットフォーム1部
    Twitterグループ
    角田鈴奈
※所属は2023年9月時点のものです。

デジタル時代における企業と生活者のマーケティングコミュニケーションのあり方、接点は今や多岐に渡ります。
デジタル広告やソーシャルメディア(SNS)、Eコマース(EC)、オウンドメディア、パーソナルチャネル、さらにリアル店舗も含めた多様なタッチポイントをいかに適切に連携し、全体最適化を実現していくか。デジタルマーケティングのプロフェッショナルとして、様々なデータを基に企業のより良い顧客体験(CX)の実現、売上の最大化をサポートするのが、「マーケティングコミュニケーション(MC)」コースに属するプランナー、プロデューサーたちです。

店舗やECを統合し、コマース全体のCX設計、戦略、構築、運用などを手掛ける「コマース部門」、会社のフロントとしてクライアント企業の広告戦略の構築・改善提案を推進する「ダイレクトアカウントプランニング部門」、最適なプラットフォームを活用したデジタル広告の配信や購買体験のプランニングを担う「プラットフォーム部門」の3人に登場してもらい、電通デジタルに入社した理由、業務内容やその醍醐味、今後の目標や学生のみなさんへのアドバイスなどについて聞きました。

多種多様な人材が活躍し、社内でのキャリアチェンジの選択肢も幅広い

みなさん、新卒で入社されて2~5年目ですが、そもそも電通デジタルに入社を決めた理由について教えてください。

鈴木

関心のあった観光やエンタメ業界ほか、最初からあまり絞り込み過ぎず、様々な会社を見ていました。その中で改めて感じたのが、どんないいモノ、サービスを創出しても、そもそも認知してもらえなければ、選ばれることもなく、ビジネスにもならないということでした。

商品も情報もあふれる中、いかに適時適切に生活者にアプローチするか。その観点からデジタル広告のビジネスモデルに興味と将来性を感じ、なかでも電通デジタルは認知から購入まで多種多様な方法や手段を擁し、全体最適でクライアント企業や生活者にアプローチできることが決め手となりました。

鈴木登偉

2021年4月新卒入社。コマース部門にて、モールECコンサルティングやソーシャルコマース活用に従事。

遠藤

学生時代は、将来やりたいことがまだ明確でない方も多いと思います。まさに私自身がそうでした。目指すキャリアが定まっていない中で電通デジタルに入社を決めた理由は、1つは提供するサービス、業務の幅が広く、さらに上流から下流まで従事できること。2つ目がやりたいことが明確になった際に提案・相談しやすい風土の存在でした。

OBOG訪問なども通じ、異動願を出して、入社当初とはまったく違う部門で活躍している先輩の話を実際に耳にしたことも背中を押してくれました。

遠藤彩

2019年4月新卒入社。プラットフォーム部門でGoogle・Yahoo!の運用を経験し、2020年より現在の部署にて従事。現在はアカウントプランナーとして金融業界のクライアント企業を担当。

角田

PRやメディアコミュニケーションに関わる仕事がしたいと思っていたのが、そもそものきっかけです。さらに1社目で入社するならば事業領域が幅広く、多種多様な人材が活躍している会社のほうが、後々、自分のキャリアも広がるのではと考えていました。

電通デジタルは広告以外にも幅広く事業を手掛け、多様なキャリアを持つ人材が活躍しています。先輩に話を聞いたり、経験を積んだりする中で、自分がいつかキャリアチェンジをしたいと考えた時にも社内で選択肢が幅広いことが決め手となりました。

角田鈴奈

2022年4月新卒入社。プラットフォーム部門にてX/Twitter Japan社担当として電通グループのX(旧Twitter)拡販に注力。2023年よりSNS運用コンサルタントを行う部署と兼務し、飲料業界を担当している。

入社前に抱いていたイメージと、入社後でギャップを感じたことはありますか。

角田

内定時にはコロナ禍の関係からフルリモートと決まっていたので、リアルなコミュニケーションは難しいだろうと覚悟をしていました。でも、2年目からは出社が増えてきたこともあり、部署が異なる先輩とプライベートで会話をする機会にも恵まれたりと、社員同士の関係性が思っていたより深く、広く構築できているのは働きやすいです。

遠藤

風通しが良く、上流から下流まで関われるというイメージでしたが、実際に仕事となると想定していたより、他部署との連携の難しさを感じることはあります。
部署外のメンバーと連携して仕事をする機会も多いので、一度接点のあったメンバーとは、一回一回の関係性を大事にしながら、感謝の気持ちを忘れずに円滑な人間関係を築いています。
ポジティブなギャップとしては、もっと体育会系の社風かと思っていたのですが(笑)、そんなこともなく自由にのびのびと働ける環境が整備されているのはいいですね。

鈴木

期待していた以上に、社外のプラットフォーマーやソリューションベンダーなどとの関係性が強く、連携した独自のパッケージなど、提供できるサービスの選択肢が幅広く揃うのはポジティブな驚きでした。
テレビ番組とAmazonを連動させた企画や分析など、多角的なメディア活用ができるのも、メディア業界で長い歴史を持つ電通グループならではの強みだと思います。

データを基に適時適切な提案活動を行い、データで成果が見えるのも仕事の醍醐味

それぞれの部門の業務内容とご自身の仕事内容について教えてください。

鈴木

コマース部門は、生活者の購買行動を起点に、クライアント企業の顧客体験の設計や運用を通して事業成長支援を行っています。具体的にはクライアント企業の自社ECやAmazon・楽天のようなモールECでの認知拡大や売上拡大のサポート、併せてリアル店舗での購買データや電子マネーなどのデータを活用した販促支援、リアルとデジタルを統合したより良いCX実現に向けたサポートを実践しています。

その中で私が所属するAmazonルームでは、主にAmazonでの継続的な売上拡大を目指し、戦略策定(注力商品策定やセール戦略など)や広告プランニング・実行、クリエイティブの改善提案などをサポートしています。

遠藤

クライアント企業の売上増大につながるメディアの提案、プロモーションの戦略構築など広告全体の企画営業を担うアカウントプランニングを行う部署になります。

広告関連だけでなく、クライアント企業が抱えている課題をフロントでヒアリングし、電通デジタルのあらゆるリソースを活用し、課題解決につなげるべく、他の事業部へのデリバリーや連携した業務改善の提案も大事な役割の1つです。

私自身もアカウントプランナーとして、クライアント企業のニーズを深く理解し、広告の提案のほか、他部署と連携したSEO対策やCRO(コンバージョン率最適化)、CRM(顧客管理システム)構築などもサポートしています。

角田

プラットフォーム部門では、クライアント企業の課題解決に最適なプラットフォームの構想策定や導入・定着化、データ分析・利活用、プラットフォーマーと連携したデータ統合や可視化・施策の最適化、予算配分や配信セグメントの最適化など、クライアント企業の広告効果最大化に向けたデータ環境構築を支援しています。

所属するソーシャルプラットフォーム部門の「Twitterグループ」では対X/Twitter Japan社との仕事に従事しており、連携した独自の分析環境の整備やソリューションの構築・提案・導入、新たなパッケージメディアの製作なども行っています。また、ソーシャルプラットフォーム全体の営業コンサルティングも兼務していて、X/Twitter Japan社だけでなく、他のメディアやプラットフォーマーと連携したプロジェクトにも携わっています。

関わった具体的なプロジェクトについても教えてください。

鈴木

Amazonで売上拡大を目指すメーカー様が主なクライアント企業となります。

直近の食品・飲料系メーカーのプロジェクトでは、Amazonが定期的に行う大規模セールで、マーケティングプレイスの分析を踏まえた注力商品の決定、注力タイミング、広告配信をするオーディエンス、商品ページの構成などについて提案しながら伴走し、セール期間で大幅な売上拡大に貢献することができました。また、売上拡大に向けたソーシャルとの掛け合わせも模索中です。

生活者の実際の購買行動にどの程度影響を与えたのか、結果が視覚化されやすいため、手触り感のある仕事ができます。それもコマース部門ならではの醍醐味だと感じています。

遠藤

現在、参加しているプロジェクトは大きく2つありまして、1つが金融クライアント企業の事業拡大をミッションに企画営業をしています。過去実施した施策を分析し、その結果得られた傾向を踏まえて、需要期を逃さない、成果最大化を目指したプロモーション強化を行っています。その結果、クライアント企業の目標を達成し、電通デジタルとしても現在私が所属する部門で最大規模のクライアント企業へと成長できたのは、うれしかったですね。

2つ目が、金融業界の新規アカウント開拓です。新規獲得のコンペにストラテジーやメディアプランナーとして参加し、受注した案件の立ち上げ、その後のデリバリーや売上拡大も担っています。

角田

直近の大きな案件としては、鈴木さんが所属されているコマース部門ともタッグを組み、大手モールECと連携したライブショッピング番組の制作、X(旧Twitter)での広告展開といったプロジェクトに携わりました。

普段は既存のクライアント企業の売上拡大の仕事がメインですが、こうした0から1を生み出す新規プロジェクトに、自分から手を挙げて、提案資料作成、企画の座組構築など、プランニングから広告運用まで裁量を持って関われたのは、いい経験になりました。

他部署を巻き込みながら、やりたいことにチャレンジできる企業風土

仕事を通じて得られたスキルや成長できたと感じるポイントについてはいかがですか。

遠藤

他部署と連携しながら、私がハブとなってプロジェクトをリードする機会が多いため、大勢の意見をまとめ、成果につなげていく調整力は培われてきたように感じています。

角田

X/Twitter Japan社については、近年、事業環境が大きく変わるシーンに遭遇することも多かったのですが、イレギュラーなことが起きた際の判断や対応力は多少鍛えられたのでは、と思います。

鈴木

実は数字に苦手意識があったのですが、数字の裏側にあるリアルな生活者像、その先を想像する力は少しずつ身についてきたように思います。

電通デジタルのアピールポイントに併せ、就活中の学生さんに向けてのメッセージをお願いします。

鈴木

いいところはズバリ「手を挙げたら、やりたいことができる」こと。私はAmazonルーム所属にもかかわらず、今年5月にビジュアル探索ツールの「 Pinterest 」とECを横断したマーケティング活用の支援サービスを開発しました。これも自分が「やりたい」と提案し、他部門と連携し生まれたものです。
若手であっても声を挙げれば応援してくれる環境で、1部門に閉じない働き方もできる、所属に捉われ過ぎず、周囲を巻き込みながら、チャレンジできる企業風土は魅力ですね。

MCコースは、ソリューション、テクノロジーを始め新しいことに触れられるのもポイントです。良い意味でのミーハーな方なら、きっと活躍できるチャンスも多いのではないでしょうか。

遠藤

「こんなことをやりたい」と言うと応援してくれるのに加え、「失敗はこっちが責任を取るから、やってみなよ」と上長が背中を押してくれる環境は安心感があります。

自分自身の今後の目標としては「最強のアカウントプランナー」を目指すと共に、組織が成長していく中で、新たなアカウントプランナーの育成に携わりたいと考えています。
近年は、新卒社員のプロ意識の高さには学ぶことも多く、ぜひ優秀な人材の育成に少しでも貢献しながら、一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

角田

最近、私の部署では「リアルなコミュニケーションを大事にしよう」と、出社の回数を増やしています。ちょっとしたことでも先輩や上長に相談できる機会があるのはうれしく、楽しいです。

学生時代の友人に会うと入社1~2年目で仕事を任せてもらえない、といった声を聞くともあるのですが、上長との1 on 1ミーティングでも、無邪気に「やりたい」と言ったことを、しっかり受け止めてくださって、チャレンジする機会を与えてくれる。今後のキャリアについても、道筋を作ってくれる環境があるのは恵まれていますね。

今後はMCコースで扱うSNS広告と、他部門がサポートしているクライアント企業のオーガニックな投稿を一括で全体最適化を図ったプランニングができないかと、上長と相談しながら実現の方向性を探っているところです。

新しいことに、どんどんキャッチアップ、チャレンジしたい方、ぜひお待ちしています。